Sunward

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株式会社サンワード 上田 一郎

株式会社ハック 有山 哲也

PROLOGUE

うちでは、僕が『欲しい!』
と思ったものしか作らへんからね

軽妙な関西弁で応えるのは、
雑貨メーカー・株式会社ハックの代表を務める有山さん。
アウトドア用品から玩具まで8万点以上の商品を制作し、
多数メディアにも取り上げられた実績のある
人気メーカーが、
なぜサンワードと手を組んだのか。
その裏にある想いを語っていただきました。

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Episode 01

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30年のロングセラーシリーズでも
常に新しい提案をしつづけたかった。

「子どもが家で遊べるおもちゃを安く届けたい」
30年前、株式会社ハックが「おえかきデスク」と「わくわくピアノ」を作ったのはそんな想いがきっかけでした。
有山さんが子どもの頃はおもちゃが高く、当時は指をくわえて見ていることしかできなかったそう。
そこから安価な両シリーズの製造をはじめ、多くのご家庭に楽しみを届けてきたのでした。
製品が生まれた30年後にリトルボブドッグとのコラボを決めたのは、サンワードからのお声掛けがきっかけ。
「たとえ商品が長く売れていても、世の中には常に新しい提案を」という企業姿勢を掲げていた株式会社ハック。
商品イメージを刷新する新たなキャラクターとのコラボを断る理由はなかった、と当時を振り返ります。

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Episode 02

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一周回った新しさ」が
キャラクター活用の鍵になった。

当初は「スキップバニー」というキャラクターを気に入っていた、という有山さん。
ただ、話し合いを進める上で「リトルボブドッグ」の根強い認知がキーポイントに。
というのも、リトルボブドッグは子どもにとっては「見たことのない可愛いキャラ」であり、
親にとっては「昔懐かしいキャラ」だったから、と有山さんは振り返ります。
「一周回った新しさが人気につながるかもしれない」。そんな有山さんの決断のスピード感もあり、
1ヶ月後にはリトルボブドッグと「おえかきデスク」「わくわくピアノ」とのコラボが決定。
同時に「レトロブーム」が来ていることに目をつけ「10代後半〜20代前半に向けてトートバッグも開発しましょう」
という計画も同時に生まれました。

Episode 03

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どこよりも先に
リトルボブドッグを見つけた。
それが一番のブランド価値になる。

現在はまだ店頭に商品は並んでいませんが、
両シリーズは玩具の卸業者さんから上々な反応を獲得しているそう。
「常に新しいデザインを求めているおもちゃ業界にとって、
リトルボブドッグの活用は新鮮に映ったのかもしれない」
と有山さんは分析します。
同じ「子ども用ピアノ」という商材で、
株式会社ハックと他社メーカーが
同じリトルボブドッグを
起用するのは慣習として難しい。
特殊な事情が存在するキャラクター業界で、
「ハックが他社より先にリトルボブドッグを活用したことが大きな財産となった」と語る有山さん。
「サンワードさんは他の会社さんよりキャラクターデザインをアレンジできる幅が広い。
少しずつデザインを変えながら10年続く商品になれば」。
もうすでに、次の10年を見据えています。

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